マンション見学に行く前に知っておきたい!予算の具体的な決め方について。

新築マンション探し

どうも皆さま、住マイルです。

今回は「新築マンション編」の具体的な予算の決め方についてです。

自分がいくらまで検討すれば良いのか分からないと、せっかく見学に行って物件を気に入っても、

検討できるか分からず不安ですよね。

案内してもらった際に教えてもらうでも構いませんが、

せっかくなら「いくらまで買えるんだ!」「いくらまでなら月々支払える!」と

分かった上で見学する方が、ミスマッチもなく安心です。

順を追って、一緒に確認していきましょう。

予算の具体的な決め方について

1. 収入と支出の確認

まず第一に、ご自身の毎月の収入と支出を把握しましょう。具体的には、以下の点を確認します。

  • 毎月の手取り収入:給与やボーナスを含めた年間収入から、税金や社会保険料を引いた手取り金額を算出します。源泉徴収票を見ればわかりやすい!
  • 毎月の固定費:家賃、光熱費、食費、交通費、保険料など、毎月必ずかかる費用を計算します。
  • 毎月の変動費:娯楽費、外食費、趣味など、変動する費用も考慮しておくと尚良しです。

2. 毎月の返済可能額を決定

次に、住宅ローンを組む場合に毎月返済できる金額を考えます。

一般的に、「毎月の手取り収入の25%~30%」が、無理のない返済額の目安と言われています。

たとえば、手取り月収が30万円の場合、無理なく返済できる額は次のようになります。

  • 30万円 × 25% = 7.5万円
  • 30万円 × 30% = 9万円

この範囲内で返済できる額かどうかを1つの目安にしましょう。

とはいえ、土地も建物も値上がりが続いている現状では、

範囲内に収まるケースは少ないかと思いますので、上記の額を参考に+いくらまでなら、

月々で払えるかも併せてイメージしておきましょう。

3. 住宅ローンの借入可能額を計算

毎月返済できる金額から、借入可能額を逆算します。銀行のウェブサイトなどには、

住宅ローンシミュレーションがあり、毎月の返済額から借入可能額を計算できます。

迷ったときは自身が現在使っている銀行名×住宅ローン借入可能額で調べてみましょう。

(だいたい年収の7~8ぐらいが目安ともいわれているため、1つの参考にしてください。)

例えば、金利0.475%で35年ローンを組む場合、毎月10万円を返済するなら、

約3,900万円ほど借りられる計算になります。

4. 頭金を考慮

購入時に支払う頭金も予算に含めましょう。

一般的には、「物件価格の10%~20%」を頭金として準備しましょう

(と言われることが多いですが、住宅ローン控除のことなどを考えてフルローンを組む方も多いので、こちらも月々の返済額をもとに決めていきましょう。)

頭金が多ければ、借入額が減らすことができるため、月々の返済負担が軽減されます。

金利にもよりますが、100万円借入金額が減ると、(35年返済で)月々2,500円前後減らせます。

5. 諸費用を見積もる

マンション購入には、購入価格以外にも諸費用がかかります。

これには、登記費用、融資手数料、火災保険料、引越し費用などが含まれます。

一般的には、「物件価格の6%~10%」が目安で、

(銀行にもよりますが)ローンではなく現金での支払いが必要となります。

これらを考慮して、総予算を設定しましょう。

6. 最終的な予算を決定

以上のステップを踏まえて、以下のように予算を決定します。

  • 物件価格=借入可能額+頭金
  • 総予算=物件価格+諸費用

例えば、借入可能額が3,000万円、頭金が500万円、諸費用が物件価格の7%(210万円)の場合、

総予算は約3,710万円となります。

まとめ

  1. 収入と支出を把握する。
  2. 無理のない返済額を決める。
  3. 借入可能額をシミュレーションする。
  4. 頭金と諸費用を考慮して最終予算を決定する。

これで、ご自身に合ったマンションの予算を具体的に設定できます。

ご参考になれば嬉しいです。それではまた。

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